「自閉症の俺はいつも空想をしているんだ。仕事中や人が沢山いるところではたまにうるさいって怒られてしまうけれど、絵を描くと皆が褒めてくれる。戦いや絵本、アニメの空想をして、それを絵にするんだ。気が向けばあなたの似顔絵も描いてあげるよ。ちゃんと仕事もしているから、その様子も見てね。」

*職員が付き添い、写真や動画などで普段の仕事の様子をお見せします。本人は絵を描くことが好きなので、当日も沢山の絵を描いてもらおうと思います。

障害児の兄妹として生まれてきた私。病気は突如として疑われ、そして、すぐにほぼ確実と。進行していく病。障害者になった自分。希少難病。研究途中で原因不明。専門の先生は数名。絶望のそこに落ちたけど、好きな仕事(障害児支援)はいい上司に恵まれて続けられることに。しかし、それも限界に。とうとう辞める時が。塞ぎ混む日々。私がそんな時に思い出したのはある時出会った、笑顔で元気な車椅子ダンサー。そして、ダンスの先生。多くの仲間たち。そうだ!私は一人じゃない。私の第二の人生が始まった。


トランスジェンダー・MtFとして生まれ、生きて来た私が、境遇・偏見・差別と葛藤しながら、人間として、女性として生きられるようになり、幼き頃に諦めた夢さえも叶えられるようになるまでのライフストーリー。

精神の病気を発症して、今まで何人かのドクターと出会っています。私にとっての主治医とは、人生のパートナー的な大事な存在です。患者として、人として、どんなドクターと出会いどんな関わりをしてきたかを中心に、自分の病気のことについて話します。