先天性耳道閉鎖という片方の耳が塞がった奇形状態でこの世に生を受けました。外見上分かり易い形で生まれてきたことで、周囲の“情”を比較的敏感に感じることができる人生に恵まれたのかも知れません。神様から頂いたプレゼントではないかと思います。これまで生きてきた中でどんな情に触れ、どのように自分自身が感じてきたのか、エピソードを挙げながらお伝えしていきます。

トランスジェンダー・MtFとして生まれ、生きて来た私が、境遇・偏見・差別と葛藤しながら、人間として、女性として生きられるようになり、幼き頃に諦めた夢さえも叶えられるようになるまでのライフストーリー。

わたしは最近ひとに伝えたいことがあまりない。昔はあんなに沢山あったのに。。。いろんな場所でいろんなひとにあう、そしてその糊しろになることも楽しい。ひとりのLGBTとして生き、支援が必要なひとに出会えば仕事や立場に関係なく、なんとかしようとする。山あり谷あり。それが一番楽しいのです。そんなわたしのストーリーを読んでみたいと思うひとが、もしもいるなら渋谷の片隅でお待ちしています。

障害児の兄妹として生まれてきた私。病気は突如として疑われ、そして、すぐにほぼ確実と。進行していく病。障害者になった自分。希少難病。研究途中で原因不明。専門の先生は数名。絶望のそこに落ちたけど、好きな仕事(障害児支援)はいい上司に恵まれて続けられることに。しかし、それも限界に。とうとう辞める時が。塞ぎ混む日々。私がそんな時に思い出したのはある時出会った、笑顔で元気な車椅子ダンサー。そして、ダンスの先生。多くの仲間たち。そうだ❗私は一人じゃない。私の第二の人生が始まった。