性、国籍、人種、疾病、機能、能力、性質、、、マイノリティとして生まれてきたこと、マイノリティを持って生まれてきたことは、私達が望んだことでなかったかもしれない。もしかしたら、望んで生まれてきたわけじゃない、と思うかもしれない。でも、確かな事実は「私達は誰もが望まれて生まれてきた」ということ。あなたのマイノリティを活かす生きかたが見つかるかもしれない、そんな本です。

15歳の春のこと、私はプールの怪我で突然車椅子ユーザーとなりました。高校に復学しても周囲を受け入れられず、暗闇の高校生活を過ごす中、このままではいけないと大学生になって自分にあるルールを課しました。これが私を変えたキッカケです。大学を卒業してからは一年間のニート生活ののち、知り合いの訪問介護事業所に拾ってもらい、最終的には管理者として全業務を統括して来ました。その後世界的な外資系証券会社に勤め、ダイバーシティの真髄を学ぶことができ、今は仲間とNPO法人シェイクハートプロジェクトを立ち上げました。障がい者、高齢者、シングルマザー、LGBT、外国人など様々な当事者と夢をテーマにして交流できるイベントを開催しています。様々な当事者と触れることは自分に新しい表現方法を生み出します。是非お話しを聞きに来てください。

20代半ば、ある日突然痛みに襲われました。9か月後に脳脊髄液減少症と診断されました。治療を受ければ治ると期待してから早10年、24時間365日の絶え間ない痛みと向き合い得たことを率直にお伝えできればと思います。症例数が少ない、研究間もない等の理由から社会制度の狭間でもがく類似の状況下にある7000疾患700万人の生きるの後押しを進めています。期待し過ぎず、でも諦めないでほしいそんな気持ちで取り組んでいます。

生まれてから今までの人生を語ります。ホームレス時代の事を中心に。